法知識がないせいで窮地に陥った話

息子は小学生の頃から空手をやっていました。

法知識がないせいで窮地に陥った話

55才、女性のエッセイ : 息子は小学生の頃から空手をやっていました

息子は小学生の頃から空手をやっていました。
高校と大学とはクラブでやっており、県大会では常に上位に入っていました。
空手三段です。
そんな息子が、町を歩いている時、暴走族風の男に因縁をつけられ、いきなり殴られたのです。
息子は咄嗟にやり返して、相手をボコボコにしてしまい、相手は救急車で病院に運ばれたそうです。

それを見ていた人が警察に連絡したので、すぐに警官が来たそうです。
息子にしてみれば、正当防衛だから少々相手に怪我を負わせても、なんら問題はないと思っていたようです。

しかし、相手の怪我がかなりひどい上に、息子はほほに擦り傷があるだけだったのです。
息子は正当防衛であることを説明したらしいのですが、空手三段であることから、過剰防衛になると言われ愕然としたそうです。
息子は当時既に社会人になっており、会社勤めをしていました。
だから、問題は起こしたくなかったらしいのです。

どうしようかと途方にくれていたら、その警察官の偉い方が息子のことを知っていたのです。
その方も空手をやっていたそうで、試合でよく息子を見たそうです。
それでその方がもう一人の警察官をなだめて、この件を正当防衛で終らせてくれたそうです。
息子はこのような場合の法知識がないので、どうしようか困ったそうです。