法知識がないせいで窮地に陥った話

法知識がないせいで窮地に陥った話というと、土地に関する話があります。

法知識がないせいで窮地に陥った話

34才、女性のエッセイ : 法知識がないせいで窮地に陥った話というと

法知識がないせいで窮地に陥った話というと、土地に関する話があります。
民法には「時効取得」という規定があり、その条項の一つは、他人の土地を占有して10年以上経つと、その所有権が移るというものです。
非常に恐ろしい規定ですが、実際にそれで所有権を失って土地を奪われそうになったのが友人です。

友人は親から相続した土地を持っていましたが、普通のサラリーマンだったので、忙しい毎日にかまけて放置していたのです。
その土地が遠方にある実家近くの土地だったことも災いして、あまりチェックもしなかったようです。
そこにいつしか知らない人が入り込み、勝手に住み着いてしまっていたそうです。
土地の周辺の人には所有者の親戚だといっていたので、周りも怪しむこともなかったようで、そのまま何年も経ってしまいました。

あるとき久しぶりに同窓会に出席することになって帰省したとき、自分が所有している土地に知らぬ人が住んでいて友人は驚き、すぐに地元の弁護士に相談したそうです。
民法には時効取得の規定があることをそのとき知り、でもまだ期限内だからとすぐに弁護士が対応してくれて、なんとか土地を奪われずに済んだそうです。

あのまま占有状態が続けば土地をとられる、という法知識を知らなければ、どうなっていたかと思うと今でも怖くなるそうです。

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